[記事数:1,202] 日本を元気にするキーワード、地域活性化×中小企業× ITのTips and Quotes(秘訣と引用文)
creative  link  memo 

いつでもどこでも気軽に日本文化を学ぶことができるweb スクール「nippon labo(ニッポン ラボ)」



main_img

nippon labo(ニッポン ラボ)は、ジャパントラディショナルカルチャーラボ株式会社が企画・開発・運営する 
『PC・タブレット・スマホを通じて、いつでもどこでも気軽に日本文化を学ぶことができるweb スクール』

事業チャンスを秘めた「日本文化」 異業種コラボで海外にも発信

「和食」のユネスコ無形文化遺産登録を機に、ビジネスチャンスとして日本文化の見直しがなされている。新たな切り口で、伝統的なモノを現代に合わせて提案する女性に注目が集まる。

神森 真理子(ジャパントラディショナルカルチャーラボ代表取締役)

2020年東京オリンピック・パラリンピックを視野に、日本各地で外国人観光客向けのサービス・商品の開発、インフラの整備が進む。来日した外国人が2020年以降も再び日本を訪れたいと思うには、日本ならではの魅力を知ってもらうことが重要だ。そのカギのひとつが「日本文化」である。

「日本の伝統や文化を理解し、和の心を身につけることが、世界で活躍する前提となる」。そう話すのは、ジャパントラディショナルカルチャーラボ代表取締役の神森真理子氏。幼少期と大学生時代を海外で過ごした経験から、世界の人々に、日本や日本人を理解して興味を持ってもらうには「文化を語れること」が必要であると感じた。

神森氏は、様々な業界とのコラボレーションを企画し、日本文化の裾野を広げている。既存の日本文化関連の事業に加え、これまで日本文化と距離があった若者やビジネスマン、海外の人を中心対象とする事業を展開。日本文化・芸術関連の企画やコンサルティング、和のウエディングに関する事業、日本文化を学べるweb スクール「nippon labo(ニッポン ラボ)」の運営を行う。

「グローバル化が進み、ビジネスの教養として日本文化を知る必要性が高まっています。ここ数年では、世界で活躍する外資系ビジネスマン向けのレクチャーも増えています。海外から観光客を日本に呼び込むだけでなく、海外で日本人のアイデンティティを確立するためにも、日本文化の知識が大きな力を発揮します」

人生に決定的な影響を与えたベルギーでの小学校生活

神森氏が日本文化に興味をもったきっかけは、幼少期の環境にある。小学校1年生の時、父親の仕事の関係でベルギーに移り住み、現地の小学校に通った。様々な国籍・人種の生徒がいたが、日本人は一人きりで言葉も通じず、阻害され、いじめられた。

「子どもなりに、日本という国も文化も知らないから排除するのだと理解しました。海外で外国人と対等にコミュニケーションする上では、アイデンティティの根幹にある“文化”を理解してもらう必要があると感じたのです」

この経験から、日本文化を海外に発信することを仕事にしたいという思いが生まれた。

ワンコインで日本文化を学べるwebスクール「nippon labo」

二度目の転機は大学時代。ベルギーから帰国し、中学校、高校は日本で過ごし、慶應義塾大学に入学。在学中に、文化芸術・映像ビジネスを学ぶためフランス語圏のパリ第3(ソルボンヌ)大学に留学をした。パリには親日家が多く、日本の文化や経済について話す機会も多かった。

「ヨーロッパでは、幼少期から家庭や学校で自国の文化について学び、体験し、語る経験を積んできています。日本人はそうした経験が少なく文化について自分の言葉で語ることが苦手。私自身の知識不足を痛感し、恥ずかしい思いをしました。そして、海外で多くの日本人が、同様の経験をしていることに気づきました」

パリへの留学を経て、日本人自身が自国の文化について知ることができる場づくりを目指すようになった。

卒業後、歌舞伎の興行や映画の配給を行う松竹に入社。その後起業を志して、ベンチャー企業へ転職し、ITマーケティングやPRのノウハウを得る。

さらに会社で働く傍ら、NPO活動として、日本文化に関わる多数のイベント・企画を実現した。「ジャパントラディショナルカルチャーラボ」の活動は、しばらく2足のわらじで進めていたが、独立して代表就任。本格的な事業を開始した。

音楽業界のカリスマが日本酒をデザイン

「笑酒来福」は老舗酒舗との企画商品で、アートディレクター信藤三雄氏によりデザインされた

文化を広めるだけではなく、日本の伝統的な文化産業の活性化も試みる。神森氏は「伝統的なモノにおいても、現代のライフスタイルに合った『売れるモノ』を新たに投入し、その価値や魅力を継続的に発信し、新規顧客を獲得することが重要。若い世代や海外の人々にも裾野を広げていくには、これまでにない新しい切り口が必要」と語る。

グローバルに活躍するための教養として「日本の文化・伝統」の知識を提供するイベントを開催

その信念をもとに企画された商品が、純米大吟醸酒「笑酒来福」(しょうしゅらいふく)だ。慶長元年(1596年)創業の東京の老舗酒舗・豊島屋本店と共同で企画開発し、2014年に発売された。デザインは、松任谷由実、Mr.Childrenなど著名なアーティストのCDジャケットを手がけたアートディレクター信藤三雄氏。豊島屋の伝統・代々受け継がれてきた商いの心得を尊重しつつも、清酒業界に新しい価値を提案する。

「若い世代や海外の方にも日本酒の魅力を届け、日本酒の新しい選び方・楽しみ方を提案する新しい価値観をもったブランドをつくることがコンセプトです。もっと気軽に日本の文化や伝統に触れてもらい、馴染んでもらいたい」

さらに、気軽に日本文化を学べるweb スクール「nippon labo」を開校。PC・タブレット・スマホを通じ、いつでもどこでも、ワンコイン(500円)で、着付けや日本舞踊、和食の文化などに関するレッスンが受けられる。今は日本人向けだが、外国人向けにも講座やサービスを充実させていく計画だ。

日本文化の専門家は各分野で多数いるが、それをビジネスとして成り立たせる人は数少ない。海外経験による自国のアイデンティティに対する熱い想いを持ち、ITマーケティングの手法、さらに異業種コラボレーションを連動させ、日本文化の伝道師として、さらなる挑戦が続いていく。

神森 真理子(かみもり・まりこ)
ジャパントラディショナルカルチャーラボ 代表取締役




FavoriteLoadingお気に入りAdd to favorites
タブレット学習サービスが隆盛、主要8サービスを比較... タブレット学習サービスが隆盛、主要8サービスを比較 2015年4月14日(火) 14時15分 タブレットを利用した学習サービスが盛り上がっており、通信教育や教材開発で実績のある企業をはじめとするさまざまな企業がサービス提供に参入してきている。そこで、主要な8つのサービスを比較・紹介する。 ...
オンライン教育プラットフォーム「Udemy(ユーデミー)」... Udemyは、プログラミングや料理、ヨガなど多彩なジャンルの講義映像を公開するサービス。他人に何かを教えたい個人が講師となって、有料でコースを開講できる。講師の数は1万4000人以上に上り、2万5000種類を超えるコースをそろえる。世界中で600万人以上が受講する。  日本版Ude...
あのジャストシステムが大変貌を遂げていた... あのジャストシステムが大変貌を遂げていた 東洋経済オンライン 3/5(日) 5:00配信  「漢字苦手だなぁ」  「そこの少年。そんなことより、勉強で大事なのは書いて覚えること」  俳優の藤木直人さんと小学生のやり取りが印象的なテレビCM。専用タブレット端末を使った小学生対象のク...
リクルート、月額980円で学べる小中学生向け教育サービス「勉強サプリ」... リクルート、月額980円で学べる小中学生向け教育サービス「勉強サプリ」  リクルートマーケティングパートナーズは2015年3月2日、小中学生向けのオンライン教育サービス「勉強サプリ」を開始した(写真1)。動画やドリルなどの教材を、インターネット経由で月額980円(税別)で提供する。パソコンまた...
活用広がる先生のための教育事典「エデュペディア」... EDUPEDIA(エデュペディア)とは、NPO法人日本教育再興連盟(ROJE)の活動のひとつの教育実践共有サービスである。 主に全国の小中学校の優良実践、学習指導案、動画などを共有するサイトであり、「みんなでつくる教育WEB事典」と銘打っている。 教科指導や生徒指導など1300以上の教育実践...
Studyplus: 勉強を記録・管理・共有できる、最強の勉強支援アプリ。無料... ビジネスマンの勉強もソーシャルラーニングの時代 好調な「Studyplus」に見るこれからの学習スタイルとは  忙しいビジネスマンでも通勤途中や隙間時間を活用し、効率的に勉強できるWEBサービスが、昨年あたりから徐々に増えている。 「ShareWis」は、語学、会計、プログラミングな...

コメントを残す