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写真を無制限でクラウドに保存、「Googleフォト」はGmail以来の衝撃



写真を無制限でクラウドに保存、「Googleフォト」はGmail以来の衝撃

2015年06月05日

 米グーグルが2015年5月28日(現地時間)に発表した写真と動画の新しいサービス「Googleフォト」(Google Photos)が、写真ファンの間で大きな注目を集めている。サービスの利用は無料ながら、1600万画素相当の大きな画像を枚数無制限でクラウド上に保存できるなど、これまでにない魅力的な内容となっているからだ。早くも「この種のサービスの決定版では?」「バックアップの最終手段として使いたい」との声が上がっている。

すでに日本でもサービスが利用できるGoogleフォトは、写真ファンにとって多くのメリットを備えている。その点をチェックしていこう。

デジカメ写真の画質を維持したままクラウドに無制限で保存できる

Googleフォトのおもな注目ポイントは以下の通り。

■「Googleフォト」のおもな注目ポイント
【1】1600万画素の写真や1080pの動画を無制限でアップロード
→1600万画素超の写真は自動的に1600万画素にリサイズされる
【2】アップロードされた写真はオリジナル並みの画質を維持
→ひと目では両者の違いが分からないほどのクオリティー
【3】クラウドベースとは思えないサクサクとした動作が魅力
→ネットにつながるパソコンやタブレット、スマホで軽快に閲覧できる
【4】自動の画像解析により強力な検索機能が利用できる
→手作業によるタグ付けをすることなく、高精度のキーワード検索が可能に
【5】サービスの利用は基本的に無料
→写真をオリジナル状態のまま多く保存したい場合のみ有料となる

 特に、高画質の写真や動画をクラウド上に無制限でアップロードできるのが最大の特徴だ。1600万画素相当といえば、オリンパスの最新ミラーレス一眼「OM-D E-M5 Mark II」(1605万画素)や、富士フイルムの高級コンパクトデジカメ「FUJIFILM X30」(1200万画素)、アップルの最新スマホ「iPhone 6」(800万画素)などで撮影した写真が、リサイズせずにまるまる保存できるクオリティーだ。もし、普段使っているパソコンが故障して写真データが消失しても、Googleフォトにアップロードしておけば取り戻すことが可能。データがクラウド上にあることから、インターネットに接続できる環境ならば、外出先や実家などどこからでも写真が見られるのも魅力といえる。

写真のアップロードは簡単、閲覧もサクサクでストレスは感じない

Googleフォトの利用は簡単だ。パソコンでWebブラウザーを使う場合、Webサイト(https://photos.google.com/)にアクセスしてGoogleのアカウントでログインすればよい。ちなみに、Googleフォトは「Google+」や「Picasa」と連携しているので、すでにそれらのサービスで写真をアップロードしていた場合は写真がズラリと表示される。ただ、それらに保存した写真は長辺が最大2048ドットの比較的小さなサイズであるケースが大半なので(その範囲ならば何枚でも無料で保存できたため)、改めてGoogleフォトでアップロードし直したほうがベターだ。ちなみに、Google+やPicasaの写真を一括で削除する機能は備わっていないので、フォルダ単位で手作業で削除しなければならないのが面倒といえる。

パソコンのWebブラウザーでGoogleフォトを表示させたところ。縦位置の写真と横位置の写真がうまく組み合わさり、ムダのないレイアウトとなっている。サムネイルをクリックすれば拡大表示され、写真送りもスムーズで多くの写真をストレスなく閲覧できる
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スマホやタブレットは無料の専用アプリが用意されている。サムネイルの大きさや表示形式はピンチ操作で柔軟に変更できるので、操作性は全般的にWebブラウザーを使うよりも優れる。iPadなどのタブレットでの利用がベストといえる
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ブラウザー版の場合、画面の上部にクラウドへのアップロードボタンが用意されているので、保存したい写真を選択すれば自動的に転送が始まる(ブラウザーへのドラッグ&ドロップにも対応)。パソコン(WindowsとMac)用の自動アップローダーをインストールすれば、指定したフォルダやカードスロットの写真や動画を自動的にアップロードできる。保存枚数に制限はないので、写真フォルダ内にあるものを手当たり次第に上げておくよう設定しておくのもよいだろう。

パソコン用の「Googleフォトバックアップ」を導入すれば、指定したフォルダの写真や動画を自動的にGoogleフォトにアップロードしてくれる
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縮小や画像認識の作業を同時に実行するためか、アップロードはやや時間がかかる。写真の内容や通信環境にもよるが、約1600万画素のコンパクトデジカメで撮影した写真は1枚あたり約5秒、約2400万画素のデジタル一眼で撮影した写真は1枚で10秒ほどかかった。

アップロードが完了すると、写真は日付順に一覧で表示され、全画面表示に拡大して次々に見ていくのも簡単だ。秀逸だと感じたのが、全般に動作が軽快でサクサクと閲覧できること。アップロード時に圧縮してファイルサイズを抑えたことも寄与しているのだろうが、クラウドベースのサービスとは思えない軽快さだ。唯一、動画は再生までもたつくことがあったのが気になったぐらいだ。ちなみに、Webブラウザーとスマートデバイス用のアプリでは表示方法など使用感が多少異なり、ピンチやスワイプで操作できるスマートデバイスのほうが使い勝手に優れる。

■ポイント
・無制限で手当たり次第にアップロードできるのは圧巻
・アップロードは時間がかかるので、別の作業と並行して進めよう
・クラウドベースとは思えない軽快な使用感
・閲覧はパソコンよりもタブレットやスマホが便利

圧縮してファイルサイズは小さくなるが、オリジナルと同等の画質を維持

Googleフォトでは、1600万画素を超える写真を指定した場合、1600万画素相当に自動的にリサイズ(縮小)したうえでアップロードされる。リサイズを経て、どれぐらい画質が劣化してしまうのかが気になるところだろう。2416万画素の「D5500」で撮影した写真は、オリジナルが6000×4000ドット(約12.8MB)だったのに対し、アップロード後は4898×3265ドット(約2.7MB)になった。画像サイズは十分なサイズを維持しているのに対し、ファイルサイズは5~6分の1以下にまで減っている。

これほどファイルサイズを抑えたことで、高圧縮によるブロックノイズが目立つのでは…と懸念したものの、意外にも両方の写真を並べて比較しても違いがほとんど分からなかった。画質を維持しながら高圧縮できるグーグルの技術を使っているということで、クオリティーは不満がないといえる。パソコンやタブレットでの表示はもちろん、A4判程度の大判プリントにも問題なく使えるだろう。リサイズされた写真は、撮影データを埋め込んだExif情報がカットされることなく保持されている点も好印象だ。

▼オリジナルの写真
(6000×4000ドット、約12.8MB)
▼Googleフォトに上げた写真
(4898×3265ドット、約2.7MB)
ニコンのデジタル一眼レフカメラ「D5500」で撮影した写真。オリジナルの写真(左)と比べると、Googleフォト転送後の写真(右)はひとまわり解像度が低くなっている。ただ、転送後の写真を拡大して見ると、圧縮に起因するブロックノイズがないばかりか、縮小したことにより細部が引き締まった描写になっていた
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さまざまなデジカメやスマホの写真をGoogleフォトにアップロードした際の変化は以下の通りになった。1600万画素以下の写真は、画像サイズこそ変わらないもののファイルサイズは減っていたので、どのような写真でも圧縮は必ずかけられるようだ。

▼転送前後の画像サイズの変化
Googleフォトに転送すると、おおむね1600万画素相当にリサイズされるようだ。1200万画素のLUMIX DMC-LX3や800万画素のiPhone 6は、解像度こそ変わらないものの、ファイルサイズが大きく減っている
■ポイント
・1600万画素超の写真は1600万画素相当にリサイズされる
・リサイズされても、画質はオリジナル並みにきれいで不満ナシ

圧巻の検索機能、画像解析で自動タグ付けされた写真をズバリ抽出

圧巻なのが検索機能だ。Googleフォトでは、アップロードの際に画像解析を実行して自動的にタグ付けがなされるため、わざわざ手作業でタグ付けをすることなくキーワードの入力で合致する写真を検索できるのだ。

検索のアイコンをタップすると、画像解析によりタグ付けに成功したいくつかのキーワードが表示されるのが分かる。もちろん、これ以外のキーワードでも検索できる。試しに「子ども」や「食事」などで検索したところ、かなりの精度で関連する写真をピックアップしてくれた。被写体の内容をしっかりと認識しているようで、かなり柔軟かつ実用的に使えそうだ。ぜひ試してほしい。

「子ども」で検索したところ。子どもを含む写真がピックアップされた
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「車」で検索した結果。クルマの写真だけでなく、バスの内部から撮影した写真も検索されたのが面白い
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「食事」で検索したところ。食べ物の写真をよく撮る人には頼もしい機能となりそうだ
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「台湾」で検索した結果。すべてジオタグ情報のない写真だったにもかかわらず、台湾の各地の写真をズバリ弾き出した
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現時点では、個人を識別して検索する機能は搭載されていないので、特定の人物のみを抽出して表示することはできない。ただ、Picasaにはすでに高精度な個人検索機能が搭載されており、今後Googleフォトにも盛り込まれる可能性は高いだろう。

Windows版の「Picasa 3」は、顔認識による高精度な人物検索機能を備える。この技術は遅からずGoogleフォトにも盛り込まれるだろう
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■ポイント
・画像解析で写真に自動でタグ付けしてくれる
・精度の高いキーワード検索ができる
・個人の識別機能は搭載されず。今後に期待

Gmail並みのインパクトを持つ魅力的な無料サービスだ

Googleフォトを利用するうえで注意したいのが、スマホやタブレットでの利用だ。Wi-Fiのない環境で利用すると大量のパケット通信が発生する可能性があり、月々の通信容量を圧迫して“パケ死”につながる可能性があるからだ。心配な人は、「設定」→「Googleフォト」で「モバイルデータ通信」のスイッチをオフにしておこう(iOSデバイスの場合)。

モバイル通信が可能なスマホやタブレットを利用している人は、あらかじめモバイル通信を利用しないよう設定しておくのがお薦めだ
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クラウド上への保存ということで、家族や友人が写った写真を意図せず不特定多数の人に参照されてしまったり、自慢の写真を勝手に使われるのではないか…という不安を持つ人も少なくないだろう。だが、アップロードした写真はGoogleの画像検索が及ばない領域に保存されるため、生成した共有用のリンクをしっかり管理していれば意図せぬ情報漏洩や無断使用はないだろう。今後、Gmailのように内容に関連した広告が表示される可能性はありそうだ。

Googleフォトは「アップロード枚数が無制限」「1600万画素相当の高画質で保存」「クラウドなのに軽快な動作」「強力な検索機能」が特徴で、それらが「すべて無料」で利用できるのがポイントだ。内容だけでなく、使い勝手のよさも考慮されており、継続して使いたくなる内容に仕上げられている。インターネット上のサービスだけに、機能や使い勝手が今後どんどん磨かれていくことも期待できる。いまや多くの人が日常的に利用するようになったGmail並みの実用性やインパクトを持つ無料サービスといえ、すでに別のクラウドストレージを利用している人も試してみる価値はある。





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