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<大学発ベンチャー数>東大が圧倒!注目はデジハリと光産業創成大



大学発のベンチャー約1800社のうち、東京大学での創出数が大幅に増加していた。経済産業省が今年(2015年)4月に発表した調査では、大学ごとのベンチャー設立数を公表。上位30大学のなかでは、東大のほか、京都大学、大阪大学の国立大勢がベスト3を占めたが、2008年度からの増加数で見ると、東京のデジタルハリウッド(デジハリ)大学や静岡県の光産業創成大学院大学が大幅に数を増やし躍進。鹿児島大学や名古屋工業大学、電気通信大学、九州大学、名古屋大学、会津大学も健闘した。

08年度と比べ微減、バイオ・ヘルスケア分野が増加
 経産省による大学発ベンチャーの調査は昨年(2014年)12月から今年1月にかけてアンケート調査などを通じて行われた。

 大学発ベンチャーとは、

 (1)大学で達成された研究成果に基づく特許や新たな技術・ビジネス手法を事業化
 (2)創業者の持つ技術やノウハウを事業化するために設立5年以内に大学と協同研究などを行った
 (3)既存事業を維持・発展させるため設立5年以内に大学から技術移転などを受けた
 (4)大学と深い関連のある学生が起業
 (5)大学からの出資など大学と深い関連がある

 ――という5つのうち、1つ以上に当てはまる企業だと定義している。

大学発ベンチャーの総数は2014(平成26)年度が1763となり、2008(平成20)年度の1807と同水準だった(経産省「大学発ベンチャー調査 分析結果」より)

 今回の調査では、大学発ベンチャーと確認された企業は1763社にのぼり、2008(平成20)年度調査で確認された1807社とほぼ同水準という結果だった。

 事業分野別では、「IT(アプリケーション、ソフトウェア)」「バイオ・ヘルスケア・医療機」が多く、2008年度の調査と比較してバイオ・ヘルスケア・医療機の分野が増加していた。
東大や京大など“旧帝大”に勢い、早大と慶応は減少
 大学別にみると、東大が2008年度に比べ71社増加して196社でトップ。200社に迫る勢いで2位以下を引き離す。

 一方で2位の京都大も同20社を増やしで84社となり、3位の大阪大も同3社増の78社だった。また、6位の九州大学は8社増やし、名古屋大学も7社増で13位につけるなど、戦前からの帝国大学の流れをくむ“旧帝大勢”での増加が目立った。

 4位の筑波大学、5位の早稲田大学はいずれも前回調査より企業数を減らし、慶應大学も13社減で12位となっていた。
起業教育の成果が表れたデジハリと光産業創成大
 一方、上位30大学のなかで躍進したのが14位のデジハリ大と19位の光産業創成大学院大だ。

 デジハリ大は前回調査から15社増やし、34社として順位を上げた。光産業創成大学院大は、前回わずか3社だったのが今回調査では27社にまで増やしていた。

 デジタルコンテンツ領域に特化したデジハリ大は、特に最近は起業意欲を高めるプログラムを充実させており、これが奏功したようだ。

 光産業創成大は静岡県浜松市で2005年に創設されたばかりの私立大学。光科学を中心とした起業教育に力を入れており、開学から10年を経て成果が表れた格好となった。

 このほか上位30大学のなかでは、21位の鹿児島大が12社増とし、同数で21位の名古屋工大と30位の電気通信大はいずれも前回から8社増やすなど健闘。会津大は5社増で18位となっていた。





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